自己分析をして、就きたいお仕事を決めて
説明会に参加して、履歴書を書いて、面接対策をして…。

就活には、内定というゴールまでにクリアしていかなくてはならない関門がたくさんあります。

大変であることは言わずもがな。
この記事では、就活経験者の先輩たちの苦労話や、乗り切るためのコツをご紹介いたします。




就活で大変だったこと

就活を経験した人のほとんどが「大変だった」という感想を持つようです。

先輩たちはいったいどのようなことに苦労を感じているのでしょうか。
就活前の心構えのために、ぜひチェックしておきましょう。



お金がかかる

スーツ代や靴代、カバン代、履歴書代
証明写真代、散髪代、筆記試験や面接対策用の書籍など
就活にかかる出費は意外と多いもの。

特に地方から首都圏への就職希望者は、交通費や宿泊費が大きな出費となるでしょう。



精神的に辛い

周りがどんどん内定をとり始めている中
自分だけ1つももらえていないと焦りが出るものです。

不採用=自分自身を否定されているような気分になる人も多く
モチベーションを保つのに苦労するようです。



エネルギーを消費する

早く内定が欲しいという焦りから
説明会を多く入れてしまって疲労から体調を崩したり
肝心の説明会や学校の授業中に寝てしまったりする恐れも。

初めての就活に自分の体力に見合ったスケジューリングができないといった声もあります。

また、履歴書の作成も体力を削られてしまう作業の1つ。
人によっては何十枚も書くケースもあり
手書き作成の場合は特に神経を使うので疲れを感じやすいでしょう。



面接で思い通りのパフォーマンスができない

内定獲得のための大きな判断材料になる面接。

重要さを承知しているからこそ、緊張してしまい散々な結果になってしまった…
という人は少なくありません。

また、答えを準備できていないイレギュラーな質問が飛んできて
柔軟に対応できなかったという悔しい思いをした人も。

面接対策にどんなに力を入れていても
本番で力を発揮できずにストレスを感じてしまう人は少なくありません。




大変な就活を乗り切るために

就活は大変な行事です。

しかし、ネガティブな感情のまま大切な時間を過ごすことは避けたいもの。

そこで、大変さを少しでも解消するための上手な攻略法についてご紹介いたします。
就活前にぜひチェックしておきましょう。



就活資金を貯めよう

就活にかかる費用は、一般的に15万円以上と言われています。

希望の企業が自宅から遠ければ、交通費や宿泊代がかさむことに。

大学入学と同時に就活用に貯金をしておくことをおすすめします。

就活と同時にアルバイトしようと思っても
説明会や面接などでバイトに時間を割けないことも。

時間に余裕があるうちに行動を起こしておきましょう。

親からの仕送りで余った分を溜めたり、アルバイト代の一部を就活資金用にしたり。

月に1万円ずつ捻出できれば、2年間で24万円貯めることができます。
生活に無理のない範囲で、コツコツと着実に行えるといいでしょう。



周りに流されない意識を

初めて経験するであろう就活で、人と比べてしまうのは至極当然のこと。

しかし、すでに内定をもらっている・もらっていないに関わらず
他人と自分を比較して一喜一憂してしまうのはもったいないことです。

「自分は自分だ」という強い気持ちで臨みましょう。



就活の「軸」を決める

これから大量にあるであろう会社説明会や
履歴書などの応募書類作成面接などで疲れないよう
早めに自己分析を始めて志望する業界や職種をある程度絞っておきましょう。

また、就活に集中するのは大切なことですが、プライベートも大切にしてほしいところ。

スケジュール帳をつけ、無理のない範囲で就職活動できる
かつプライベートの時間も確保できるような日程を組めれば
余計なエネルギーの消化を避けられるだけでなく、モチベーションの維持にも繋がるでしょう。



早め早めの行動が吉

自己分析やインターン、模擬面接、筆記試験対策など
早い時期から始められる準備は、前もって取り掛かっておきましょう。

特に力を入れたいのは面接対策。
面接自体に苦手意識を持っている人が多いですが
場数を踏むことで緊張感を少し取り除くことができます。


また、1人の人ではなく家族や友人、大学の先生などいろいろな人に面接対策をお願いするのも効果的。

恥かしさを克服できる可能性がある他、回数を重ねることで上手くなる確率も上がります。
上手になったと実感することで、自信にも繋がることでしょう。




就活が大変な人は、専門家に

それでも就活がどうしても大変という方は
思い切って就職・転職活動支援サービスなどを利用するのをお勧めいたします。

経験豊富な専任のキャリアコーディネーターが
あなたの正社員就職活動を親身にサポートしてくれるでしょう。

安心して内定までのゴールを一緒に目指すことができます。

一人で悩まずに一度、相談してみるのが良いと思います。