英語の勉強を続けていても、なかなか英会話の上達が感じられない…という人がいたら、こちらで英会話上達のためのコツをもう一度確認してみてください。
気にしていなかった項目があったら、日頃の学習の中に取り入れてみましょう。
皆さんの上達の一助になれば幸いです。
1.語学学習のマインドセット
テスト英語に慣れている日本人は、間違っていると通じないのでは?変に思われるのでは?失礼になるのでは?
などを考えてしまいがちです。
英会話は、話す場数を捻出することが上達のための一番の近道です。
間違っても1回、スムーズでも1回、どちらにしても英語抜きにしても素晴らしいコミュニケーションの機会です。
この機会を使うことが次の機会を連れてきます。
みすみすチャンスを逃さないようにしたいものです。
これは、独学するときの座学学習でも言えることで、本や教材での答え合わせが習慣になると「それしか答えがない」ような感覚になるものです。
会話は相手ありきですから、もっと柔軟で、広がりがあるものです。
自分のマインドで言葉や表現を狭めていないか意識してみてください。
2.毎日英語に触れる
毎日英語に触れる時間を作りましょう。
ドラマや映画、洋楽を聞いたり、スピーチの動画を見たり、心を動かされるものは、記憶に残りやすいものです。
そのときに使われる単語やフレーズには興味も湧いているはず。
歴史上の偉人、現代の著名人などの心に響く言葉もおすすめです。
本やアプリでも簡単に見つかりますよ。
3.英語の語順に慣れる
単語だけで何とか通じるカタコト英語から脱出するには、文章中のいくつかの単語をカタマリで覚えることが効果的です。
使っている教材やテキストなどで「/」スラッシュを入れて学習してみましょう。
I think / the book is more helpful / than this one.は、(その本はこの本よりも役に立つと思うよ)と訳す文章でも英語の語順で(思う/その本は役に立つ/その本よりも)と覚えていくことでカタマリの語順と文章内での語順が覚えやすくなり、会話を助けてくれます。
4.基礎単語を深める
「超簡単で基礎的な単語」ほど会話では頻出します。
覚えているつもりになっているその単語の使い道を広げましょう。
例えば、MAKE、GETなどの基礎動詞、ONやWITHなどの形容詞などです。
単語のコアイメージを掴めると自信を持って使い分けができますし、何と言っても応用が効きます。
コロケーションも山のように見つかるはずです。
会話のバリエーションがグッと広がるでしょう。
5.比較して覚えていく
Unsplash:chris-lawton
習得するボキャブラリーが増えてきたら、同じような意味の単語に出会いますよね。
そのニュアンスの違いや使い方を確認すると、ひとつの単語で覚えるよりも記憶に残りやすくなります。
「分かる」という言葉ひとつをとっても、getやunderstand、knowはよく使いますし、状況によってはcatchやfollowを使うことも多いです。
6.よくある間違いを知っておく
英会話スクールなどを活用せず、独学で英語学習をしている人は、ノンネイティブによくある間違いを知っておくのもポイントです。
間違いをしてはいけないわけではない代わりに、日常の英会話の中では間違っていることを指摘されにくいもの。
気付けていないことがよくあります。
学生時代に教科書でこの視点から教わることも少ないので、調べてみるとハッとすることもよくあります。
英語では通じないカタカナ用語を使ったり(カタカナだと英語だと思う日本人はとても多いのですが、和製英語、ジャパニーズイングリッシュであることも多々あります)、「it」や単語の最後の「s」が抜けることで意味が変わってしまうものもあります。
7.色々な英語に触れる
ネイティブとノンネイティブ、世界の英語を話す人の割合は、圧倒的にノンネイティブの人が多いと言われています。
国によって発音もイントネーションの特徴も様々です。
色々な国の人の英語に触れること、そして、自分も日本人訛りを脱出したスタンダードな英語を意識することも、きっと上達を助けるでしょう。
発音の矯正は難しいとしても、イントネーションやリズムを習得するだけでもかなりの変化が見込めます。
リスニングにもきっと役立つでしょう。
8.英語を話す筋力をつける
英語と日本語を話す時の口や舌の動きは、大きく異なっています。日本人が出せない音、出しにくい音もたくさんあります。
とにかく真似して口を動かすことが大切です。
声を出すことも忘れずに。それによって、話すための筋肉がしっかり付いてきます。
「口癖」と似たような現象が起こり始めます。思ったことを言葉にすることがスムーズになってきますよ。
9.英語を聞く筋力をつける
会話は話すだけでなく相手の言葉を聞き取ることも大切です。
単語のアクセントを覚えたら、文章の中での音の変化に慣れることが必要です。
消える音、変化する音の特徴を知りましょう。
聞こえてきたことを書き出してみたり、真似したりしていくと気付きやすいです。
例えば、good morningはカタカナ読みすると「グッドモーニング」ですが、実際の発音を聴くと「グッモーニン」ですよね。
十分に慣れたら、1.5~2倍速でのリスニングもおすすめです。
会話のときの相手の話がゆっくり感じられるようになります。
10.自分に必要な英語を深める
英語学習にはテキスト、アプリ、テスト受験、教材、英会話スクールなど色々な手段がありますが、英会話の力を伸ばすことを一番助けるのは「自分が使う英語」を習得することです。
会話の中で使う単語やフレーズは、自分で探し出すのが一番です。
自分が考えていること、言いたいことを、書くこと、声に出すことを心掛けてください。
これって何というのだろう?どの表現が適切かな?
実践で使う率がかなり高いので習得度も上がるのです。
会話時に言葉に困ることも少なくなるでしょう。
まとめ
英語でも英会話でもこれさえやれば!
とか、すぐに身に付く!という王道はありませんが、知らずのうちに遠回りをしていることはあります。
実践に役に立つことを継続していくことが何よりの近道。
実践の場がないとなかなか上達を実感することも難しいと思いますが、今は色々なツールがあるので活用してモチベーション維持に繋げていきましょう。
気にしていなかった項目があったら、日頃の学習の中に取り入れてみましょう。
皆さんの上達の一助になれば幸いです。
1.語学学習のマインドセット
テスト英語に慣れている日本人は、間違っていると通じないのでは?変に思われるのでは?失礼になるのでは?
などを考えてしまいがちです。
英会話は、話す場数を捻出することが上達のための一番の近道です。
間違っても1回、スムーズでも1回、どちらにしても英語抜きにしても素晴らしいコミュニケーションの機会です。
この機会を使うことが次の機会を連れてきます。
みすみすチャンスを逃さないようにしたいものです。
これは、独学するときの座学学習でも言えることで、本や教材での答え合わせが習慣になると「それしか答えがない」ような感覚になるものです。
会話は相手ありきですから、もっと柔軟で、広がりがあるものです。
自分のマインドで言葉や表現を狭めていないか意識してみてください。
2.毎日英語に触れる
毎日英語に触れる時間を作りましょう。
ドラマや映画、洋楽を聞いたり、スピーチの動画を見たり、心を動かされるものは、記憶に残りやすいものです。
そのときに使われる単語やフレーズには興味も湧いているはず。
歴史上の偉人、現代の著名人などの心に響く言葉もおすすめです。
本やアプリでも簡単に見つかりますよ。
3.英語の語順に慣れる
単語だけで何とか通じるカタコト英語から脱出するには、文章中のいくつかの単語をカタマリで覚えることが効果的です。
使っている教材やテキストなどで「/」スラッシュを入れて学習してみましょう。
I think / the book is more helpful / than this one.は、(その本はこの本よりも役に立つと思うよ)と訳す文章でも英語の語順で(思う/その本は役に立つ/その本よりも)と覚えていくことでカタマリの語順と文章内での語順が覚えやすくなり、会話を助けてくれます。
4.基礎単語を深める
「超簡単で基礎的な単語」ほど会話では頻出します。
覚えているつもりになっているその単語の使い道を広げましょう。
例えば、MAKE、GETなどの基礎動詞、ONやWITHなどの形容詞などです。
単語のコアイメージを掴めると自信を持って使い分けができますし、何と言っても応用が効きます。
コロケーションも山のように見つかるはずです。
会話のバリエーションがグッと広がるでしょう。
5.比較して覚えていく
Unsplash:chris-lawton
習得するボキャブラリーが増えてきたら、同じような意味の単語に出会いますよね。
そのニュアンスの違いや使い方を確認すると、ひとつの単語で覚えるよりも記憶に残りやすくなります。
「分かる」という言葉ひとつをとっても、getやunderstand、knowはよく使いますし、状況によってはcatchやfollowを使うことも多いです。
6.よくある間違いを知っておく
英会話スクールなどを活用せず、独学で英語学習をしている人は、ノンネイティブによくある間違いを知っておくのもポイントです。
間違いをしてはいけないわけではない代わりに、日常の英会話の中では間違っていることを指摘されにくいもの。
気付けていないことがよくあります。
学生時代に教科書でこの視点から教わることも少ないので、調べてみるとハッとすることもよくあります。
英語では通じないカタカナ用語を使ったり(カタカナだと英語だと思う日本人はとても多いのですが、和製英語、ジャパニーズイングリッシュであることも多々あります)、「it」や単語の最後の「s」が抜けることで意味が変わってしまうものもあります。
7.色々な英語に触れる
ネイティブとノンネイティブ、世界の英語を話す人の割合は、圧倒的にノンネイティブの人が多いと言われています。
国によって発音もイントネーションの特徴も様々です。
色々な国の人の英語に触れること、そして、自分も日本人訛りを脱出したスタンダードな英語を意識することも、きっと上達を助けるでしょう。
発音の矯正は難しいとしても、イントネーションやリズムを習得するだけでもかなりの変化が見込めます。
リスニングにもきっと役立つでしょう。
8.英語を話す筋力をつける
英語と日本語を話す時の口や舌の動きは、大きく異なっています。日本人が出せない音、出しにくい音もたくさんあります。
とにかく真似して口を動かすことが大切です。
声を出すことも忘れずに。それによって、話すための筋肉がしっかり付いてきます。
「口癖」と似たような現象が起こり始めます。思ったことを言葉にすることがスムーズになってきますよ。
9.英語を聞く筋力をつける
会話は話すだけでなく相手の言葉を聞き取ることも大切です。
単語のアクセントを覚えたら、文章の中での音の変化に慣れることが必要です。
消える音、変化する音の特徴を知りましょう。
聞こえてきたことを書き出してみたり、真似したりしていくと気付きやすいです。
例えば、good morningはカタカナ読みすると「グッドモーニング」ですが、実際の発音を聴くと「グッモーニン」ですよね。
十分に慣れたら、1.5~2倍速でのリスニングもおすすめです。
会話のときの相手の話がゆっくり感じられるようになります。
10.自分に必要な英語を深める
英語学習にはテキスト、アプリ、テスト受験、教材、英会話スクールなど色々な手段がありますが、英会話の力を伸ばすことを一番助けるのは「自分が使う英語」を習得することです。
会話の中で使う単語やフレーズは、自分で探し出すのが一番です。
自分が考えていること、言いたいことを、書くこと、声に出すことを心掛けてください。
これって何というのだろう?どの表現が適切かな?
実践で使う率がかなり高いので習得度も上がるのです。
会話時に言葉に困ることも少なくなるでしょう。
まとめ
英語でも英会話でもこれさえやれば!
とか、すぐに身に付く!という王道はありませんが、知らずのうちに遠回りをしていることはあります。
実践に役に立つことを継続していくことが何よりの近道。
実践の場がないとなかなか上達を実感することも難しいと思いますが、今は色々なツールがあるので活用してモチベーション維持に繋げていきましょう。
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